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番外編のレースを考察する

 道満カップで雨のため取りやめとなってしまったGSの再レースを、用田ゲレンデで行いました。
 ここは拡幅工事中の道路2車線がフェンスで仕切られており、斜度は桜草公園の坂よりやや強いくらい。長さは2倍ぐらい有ります。そして路面は新しい舗装と言うこともあって極上。
滑らかな分ややスリッピーかな?と言う条件でした。天候は晴れ。レースには最高の状況が整いました。

 当日は早朝からソニーチームのトレーニングが行われていて、レースに参加する人は事前にそれに参加させてもらって、練習をした人も居たようです。

 本日のセッターは‘ハラケン’さん、インライン歴は長くスキーも上手い。一緒に練習すると鋭いアドバイスをくれるイケメンのお兄さんです。(笑)
そして私が勝手に審判長と計測係に任命してしまった‘nomoney’さん。この冬は念願の国体出場を果たした‘レースお宅’な方。ゴールの計測デスクで、選手それぞれに対する的確な滑りの分析には、皆が耳を傾けたことでしょう。

 さて、コースセットも終わる頃になって彩湖道満カップ連覇を果たした内藤選手が登場。今日は来られないと聞いていたのに駆けつけてくれました。これで先週のTop3が揃いました。
女子も2名だけでしたが1位と2位が参加、人数は少ないですが、実力的には申し分のないレースが展開されそうです。

 そして1本目、滑らかな路面とやや強い傾斜のためかスピードに乗り、ラインがあふれそうになる選手が続出。「攻めと受けの使い分け」「ラインコントロール」がタイムに影響されそうです。
結果は、チャンプ内藤さんにコンマ5秒差を付け私がラップを取ることが出来ました。
その理由は…GS競技用に改造と改良を重ねた特製5輪インラインブーツにあるのでしょう。
更に自家薬籠中のテクニック「・・・・」内緒(笑)を駆使した結果で有ると思います。

 そして今や彩湖道満カップのアイドルと化したGen君はと言うと…
先週雨の中滑ってそのままだったベアリングが回らない(笑)。手で回しても数秒で止まってしまう状況でした。
スキーでソールもエッジもさびた板じゃ、レースにならないよね〜(笑)インラインスケートでも同じです、ちゃんと手入れはしましょうね(^^)

女子Top2の戦いは…
 GSには強い自信を持っていた木村選手は、早朝からのトレーニングの疲れが出たのか、冴えない滑りでした。それに比べ槻橋選手♀は力みの抜けた流れるような滑りで、好タイムを叩き出しました。(専属サービスマン付きだしね、笑)

 2本目のセットはオフセットの強いコースになり、スタート部分とゴール部分直前までゲートがセットされ、「ダッシュ」が出来ないセッティングに。…これは明らかに○○選手つぶしのセットでしょう!(笑)セッターと○○選手は同じクラブなのにノ(^^:)

 2本目、良い滑りが出たのは槻橋選手♂。1本目の奥さんの滑りにヒントをもらったか、力みが消えて良い滑りでした。そしてやはり5輪スケートの威力を充分に発揮したようです。

結果は・・・
なまえ    1strun 2ndrun   合計  順位  差    備考
冨田雅昭   
31.22  32.81  64.03   1  0.00  TECNICA CT-7(改2)5Wheels
槻橋正峰   32.19  
32.18  64.37   2  0.34  TECNICA CT-7(改1)5Wheels
内藤昌志   31.72  32.82  64.54   3  0.51  SALOMON TR-9
槻橋聡美   32.90  33.87  66.77   4  2.74  女子1位 TECNICA CT-7
原田 彦   33.00  33.77  66.77   4  2.74  ROLLERBLADE E6
木村明子   33.94  34.31  68.25   6  4.22  女子2位 TECNICA CT-DH
小川貴宏   35.44  34.16  69.60   7  5.57  TECNICA CT-7
黒沢正豪   34.87  35.37  70.24   8  6.21  TECNICA CT-7
橘 義人   35.31  35.59  70.90   9  6.87
村山耕一   34.85  36.34  71.19   10  7.16
小林昌之   35.78  36.22  72.00   11  7.97
深浦克己   37.36  35.32  72.68   12  8.65
山本兆秋   37.87  36.88  74.75   13  10.72
今野智司   38.07  37.41  75.48   14  11.45

以上のようになりました。

 まぁ、主催者として一度くらいは勝っておかないとねぇ(^^:)
今回は大人げなく‘ワザ’と‘道具’を使って勝たしていただきました。
これで今後の彩湖道満カップでは、運営側の仕事に専念?させていただくことが出来ますね。

 それにしてもシーズン終わって間もないのに、これだけインラインで熱くなれるヒトビトが居るというのは嬉しい限りです。もう5月中旬からはインラインシーズン全開ですね(笑)

 インラインで規制されたコースを滑るとそれぞれの個性(癖)が出易いですね。良いところは伸ばしていけばいいし、マイナスな部分は反復練習がしやすい利点を生かして克服していけば、次のシーズンきっと良い結果が出ると思います。

 そして、【インラインスキー】と言うジャンルがもっと認知されて、多くの同好者が増えることを願っています。特に【インラインアルペンは面白い!

 また、秋の道満カップが楽しみになってきました。
 それぞれの選手がどのような戦略で望んでくるのか、新しい選手が登場するか、いままで低迷していた選手がジャンプアップしてくるか。とても期待しています。

とりあえず第3回彩湖道満カップは完結しました。
この大会に係わってくださった皆さん、ありがとうございました。またよろしく!

※インラインのマテリアルについては、後日まとめてみたいと思います。

内足の意識

 インラインスケートでハイスピードターンなど、強い圧が掛かるターンをしようとすると、路面と接しているウィールはグリップの限界が弱いですから、すぐに圧に耐えられなくなりスリップします。
そのスリップをさせない為には、スピードを落とすか、攻めるラインを放棄しなければならない訳ですね。
または
グリップの向上を図るか。
 グリップの向上を図るにはマテリアルの面で、グリップの良い(一般的には柔らかい)ウィールを使う。5輪にする。等が出来ることです。ただ柔らかいウィールは‘走り’は良くないので、GSのような高速セットには不利な部分も出てきます。

 今回テーマにしたいのは、内足の使い方です。技術的な面からグリップを高めようと言うこと。
 5輪フレームのスケートを、坂道で本格的に初めて使用したのですが、グリップ感が高く感じました。しかし走りを出そうと固めのウィールを付けていた為、グリップの限界は普段の4輪スケートと同じくらいと感じました。
 そこでハイスピードの深回りターンをしようとすると、やはり外足のグリップの限界がすぐに来ます。それを補うために、内足もターン外側に向けて仕事をさせることが重要ですね。それがほぼ完璧に出来ていたのはgen君でした。両脛(すね)が平行に傾き、両足とも同じ量の仕事をする。私から見て非常にすばらしかった。

 多くのスキーヤーは両脛を平行に傾けられないし、平行になったフォームを作れている人も、内足に仕事をさせていない事がほとんどではないでしょうか。

 練習中、2年ほど前に佐藤久哉デモに教えてもらったイメージがふと頭の中に浮かびました。
 「内足は掻き込むようにして畳む」
 こいつを意識出来たときに、グリップの限界が明らかに上がったのでした。

 「内足にも仕事をさせてやる」レース中の自分のテーマになりました。そして結果は割と良かった。

 スキーだとグリップが強いので外足が強ければ滑れてしまいますが、インラインだと限界が低くその境界が明確なので、内足の練習には最適だと思います。そして5輪スケートはそれに適していますね。前後方向に安定感があるので、畳み込んだ内足が不安定になることもなく練習できるのがいいです。

 私自身はまだまだ切り替えのスムースさと、重心を運ぶラインの滑らかさが出ないし、内足を使えても充分ではないし、先行もしてるので、これからの課題はいっぱい有ります。今後のインラインの練習でたくさん楽しめそうです

 技選のDVDを見ると女子で内足を使えているのは、ほんの数名。骨格上難しいのかも知れませんが、インラインをやっている人は克服するチャンスに恵まれていると思って練習しましょう。

 以上、5輪の宣伝と内足使いについてでした。(笑)

最強のインラインスキーマテリアル

独断で選ぶ、最強のインラインスキーマテリアル<アルペン偏>は?

GS用 《best》 CT−7+5輪フレーム(80mm又は84mmフレーム)≪要改造
    《better》CT−7DH
    《good》 その他のロングフレーム4輪スケート
    《気になっているモノ》 100+84+100+100mm wheelフレーム

SL用 《best》 CT−7+4輪フレーム
              (84mmwheel用フレームで、長さ290mmから300mm)
≪要改造
    《better》CT−7
    《good》 ・・・

wheel 76mmのwheelよりも80mmのwheelの方がスピードが出たときの安定感が違いますし、実際にタイムも違ってきます。ならば最近インラインスピードスケートの世界で、シェアを伸ばしてきている84mmのwheelはどうでしょうか?平地を滑走した場合、やはり伸びは良いようです。現状では84mmウィールはスピードスケート用しか無く、固いモノが多く、インラインスキーに適したモノはほとんど無い状況です。種類が増えてくるのは今年後半ぐらいから?でしょうか。
固さの選択「グリップする範囲で固いモノを選ぶ」これが基本。
 
bearing 高規格のモノを使うことも大事ですが、もっと肝心なのは潤滑剤とメンテナンスです。
汚れを落とし、低粘度の潤滑剤(オイル)を入れたベアリングは素晴らしくよく回ります。
その代わり頻繁なメンテナンスが必要になってきます。

スキーでも種目によって板を変えますね。
アルペンではもちろんですが、最近では基礎スキーでも常識になってきました。

インラインでもそう言った事が言えると思います。
大回り用にはロングフレーム(5輪)のブーツが安定感が有り、小回り用途には4輪でロングフレームが適しているでしょう。
一般的に販売されているインライン‘スキー’用ブーツは、フレームが短いのが少々難点です。

たとえばテクニカのCT-7と言うスケートは、大きな足の男性用のブーツでもフレームは275mm。これではハイスピードでの練習には適しません。(以下続く・・・)